英語ができないママもOK!おウチをまるごと英語環境にする方法

「今の時代、うちのコも英語を話せるようになってほしい。でも私は英語を話せないし…。」

このように、親が話せないから英語教育には関わらない方がよいとあきらめてしまっていませんか?

そんな英語コンプレックスをもった方でもおうちを英語環境にできる方法をご紹介します。

気軽な気持ちでスタート

英語をどう教えたらよいのかと悩むことは多いと思います。でも教えるというのではなく、一緒に楽しむと考えるとどうでしょうか?楽な気持ちになりませんか?

英語はコミュニケーション。親子で一緒に楽しみましょう。

最初は耳から

英語のスタートはまず聞く力を身につけるのがよいです。簡単な英語のCDやDVDなどを毎日少しずつ無理せず聴かせてください。

難しい英文を読んだり、単語を書いたりするのは、耳が慣れてからでも遅くありません。

英語の発音

一番よく聞く心配事は英語を話せない親の変な発音がうつってしまうのではないかというものです。でもこれはまったく問題ありません。

間違った発音はそのうち修正できます。発音を気にするよりも親子でコミュニケーションをとりながら楽しく学びましょう。

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英語に慣れてきたら…

英語に慣れ親しんできたら、さらに深い学習をしていきたいです。

知っている単語もあまりなくて会話も続かないし…と悩まないでください。

親が楽しむこと

お子様が英語を学ぶには、親が英語に関心を持って楽しく取り組む姿勢を子どもに見せるのが一番。子どもにとっては親が楽しそうにしているのを見るだけでとてもいい影響を与えるのです。

逆に、親がイライラしていては子どもは不安な気持ちになります。また、教材を押し付けるだけでは子どもは楽しく学べず、楽しくないものは長続きしません。それどころか、勉強そのものを嫌いになってしまう可能性もあります。

遊びの中に英語を取り入れる

ひとり教材で学習するだけではすぐに飽きてしまいます。繰り返し教材で学習してもらうには、親が一緒になって英語の歌を唄ったり、DVDを見ておしゃべりしたり、英語の絵本を読み聞かせてあげるなど、親子で行うことです。

複雑な会話をする必要はありません。いきなり英語で話しかけても、「何を言っているかわからない」とそっぽを向いてしまいます。

そこで、子どもが飛びつくいくつかの簡単なゲームをご紹介します。

用意するものは名詞の英単語絵カード6枚だけ。カードは果物や野菜、動物など子どもの身近な絵カードがよいでしょう。絵の下に単語が書いているシンプルなものなので、買わなくても自分で作ることができます。

ゲームで使う単語は何度か発話を練習する必要はありますが、その後は一緒に遊ぶだけです。

【タッチゲーム】

親が言った単語を聞いて、絵カードをタッチします。手のかたちをつけた棒などがあると余計楽しいです。「Point to a ~.(指をさして)」など他の言い方にしてもよいでしょう。

【なくなったのは何?ゲーム】

カード6枚を並べて、1分くらいじっとその単語を子どもに覚えてもらいます。それから1枚隠します。
「What’s missing?(何がなくなった?)」と尋ねて、なくなった1枚を当ててもらいます。

【ショッピングゲーム】

お店を開いてカードを並べます。買い物のやり取りでうまく言えたらカードを渡します。おもちゃのお金を使うと盛り上がります。

【カード隠しゲーム】

部屋のいろんな場所にカードを隠します。見つけたら発話してもらいます。

慣れてきたら、親と子どもがやることを逆にしても楽しめますし、他にも、同じカードを2枚ずつ作れば神経衰弱ができたり、日常の遊びの中に英語学習のアイデアはたくさんあります。様々なバリエーションで遊ぶことで飽きずに楽しく英語が習得できるのです。

その際、日本語で返ってきてしまうことも多いとは思いますが、ただゲームをしただけで終わるなんてことにはならないように発話を促してください。

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英語への興味をもたせる

子どもの集中力は続かないのが当たり前。集中力が切れているときには何も身に付きません。ですが、子どもは好きなおもちゃなどで遊ぶときはずっと遊び続けることができます。

それは子どもが興味を持っているものだから。その興味をうまく英語に向けることができれば、集中して自分から意欲的に学習してくれるでしょう。

きっかけを与える

子どもが英語に興味がなさそうなら、何か好きになる「きっかけ」を与えてあげると良いかもしれません。「英語を話せるようになったらこんなことができる」と、具体的な目標ができるとぐんぐん伸びていくものです。

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まとめ

英語環境をつくることはそんなに難しいことではありません。

幼いうちから英語を楽しく話す環境を作ることができて、英語が好きになったらきっとどんどん上達していきます。

ぜひお子様と英語でコミュニケーションをとってあげてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

大阪府出身千葉県在住。帝塚山短期大学英米語学科卒。J-Shine小学校英語指導者資格認定者。 区役所施設内のコミュニティセンターで10年程子ども英語サークルを開いたのち、アルクKiddyCAT英語教室認定教師をしていました。今は英語の仕事は休業中ですが、子ども英語教育には関心があります。