インター経験ママに聞いた!インターナショナルスクールの学費、入学条件、面接に受かる秘訣は?

インターナショナルスクール 学費

最近は芸能人の子供がインターナショナルスクールに通っていると話題になったり、帰国子女の日本人がインターに通うということが増えてきています。

インターは学費が高いというイメージはありますが、学費さえ払えば誰でも入れるというわけでもありません。

日本人がインターに入るにはどうすればいいのでしょうか?

今回は、英語で授業を行うインターナショナルスクールについて、実際に3人の子供を通わせているインターママの立場から、入学の条件や、試験・面接の内容など詳しく解説させていただきます!

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インターナショナルスクールとは?

インターナショナルスクールとは、国内在住の外国人向けの教育や、国内の生徒を含む国際教育などを行なっているスクールです。

日本にあるインターナショナルスクールは、英語で授業を行うスクール以外にも、中国系、フランス系、インド系などなど、様々な国の教育をベースにしたスクールが存在しています。

日本でインターと言うと、英語で授業をする学校というイメージを持たれる方も多いでしょう。

しかし、一言でインターナショナルスクールと言っても、言語や教育方針は様々なのです。

Wikipediaでは、インターナショナル・スクールは、このように載っています。

インターナショナル・スクールとは、国際バカロレア資格を持つような国際的な教育を行っている学校や、所在する国や地域における外国人を対象にした教育を行っている学校である。

日本においては法令上の定義や規定はないが、「主に英語により授業が行われ、外国人児童生徒を対象とする教育施設」、と捉えるのが一般的であるとの見解を示している

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インターの学費はやはり高い?

ここはやはりイメージ通り、インターの学費は高いです!

一般的に英語で授業を行うインターナショナルスクールだと、年間200万〜300万円ほどが相場となっています。

立地や条件などによって差はあるものの、日本の私立と比べても2倍くらいの設定になっているようです。

その理由としては、いわゆる一条校と違い、政府からの補助金が出ないことにあると思われます。

また、海外からの教師を採用するのにも非常にお金がかかります。

地域によっては、十分な校舎や庭を確保するのに経費が足りず、狭い建物の中で庭もない状況で運営されているインターも数多くあります。

関連記事:インターナショナルプリスクールの学費の実態、メリットとデメリット

インターって、日本人は受け入れているの?

日本人を受け入れているかどうかは、スクールによって全く違います。

一般的には外国籍の生徒が優先的に入学できるようになっていて、空きがあれば日本人も受け入れるというところが多くなっています。

しかし、スクールによってはほとんどが日本人というところもあります。

老舗のインターだと、実績や立地の条件などが整っていて、外国籍の生徒からの人気も高く、日本人の枠がほとんどないということが多いようです。

また、親が英語を理解できることは必須条件になってきます。学校からの連絡やコミュニケーションは英語です。

中には親のどちらかが外国籍でないと申し込みすら出来ないところもあるので、条件は入念に確認しておきましょう。

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インターの面接や試験の内容は?受かる秘訣は?

入学するタイミングによって異なってきますが、幼稚園(Kindergarten)の年齢であれば、親子面接や、簡単な行動観察的な試験を行うことが多いようです。

一緒に遊びながら、遊び方や周りの人との接し方を見る方法です。

親子面接の際は、子供よりも親が見られると思っていいでしょう。

親が両方とも日本人の場合は、親の英語力や教育背景、そしてなぜインターに入れたいのかといった動機が問われます。

しっかりとした意志を持って通わせようと思っていることを、きちんと説明できるようにしなければなりません。

当たり前のことですが、英語系のインターでは面接は英語で行われます。

たまに日本語面接可のところもありますが、できれば英語で受けられるようにしておく方が良いでしょう。

関連記事:英語プリスクールとは?効果は?インターナショナルスクールと違うの?

インターは、有名人の子供は多いってホント?

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有名人のお子さんはお見かけします。テレビに出ている芸能人からスポーツ選手、アーティストなど、そういった方達に遭遇することはあります。

しかし、周りのパパママたちは騒ぐことなく、特別視することもありません。

そもそも、外国人が多いので誰だか気づかないといった感じです。日本人あっても、気づいても騒ぎ立てることはしません。

有名人のお子さんが学校でいじめの対象になったり周りに知られて騒がれたりしないよう、インターに通わせるというのも納得です。

有名人が子供の学校イベントに参加している時に隠し撮りされて週刊誌に載ったりということは、インターのお子さんに関しては、私は聞いたことがありません。

インターは規模があまり大きくないので、知らない人が入って来にくいことや、セキュリティがしっかりしているからでしょう。そういった意味での安心感があります。

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どうやってスクールを選べばいいの?

スクール選びは頭を悩ますところでしょう。インターは、スクールによってかなり方針やカラーが違います。

おすすめは、とにかく足を運ぶことです。イベントや説明会があれば積極的に参加して、学校の雰囲気などを実際に感じてみることです。

通っているお子さんの感じや施設の充実度、先生の雰囲気などは、行ってみないとわかりません。

スタッフの方に質問するなどして、納得のできるスクール選びを心がけることをお勧めします。

関連記事:必読!インターナショナルスクールを選択する前に必ず知っておくべき注意点と一条校との違い

まとめ

インターナショナルスクールは、玉石混合で増加しています。

老舗で信頼のあるところから、新しい教育法を取り入れた特色あるタイプまで様々です。

中には、先生の質が低かったり、施設が全く充実していないところもあります。

日本人でありながらインターナショナルスクールに通わせるには、それなりの覚悟が必要です。

いいスクールにめぐり合うために、情報収集をしっかりして後悔しないように心がけたいですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

3児のママでアラフォー主婦。
ロサンゼルスに4年在住し、現地の子育てを経験。
帰国後は、ジュニア英会話講師、英語教育に関する記事の執筆を中心に活動。
学び直しのため大学に編入し、現在は2度目の女子大生を満喫中。